12 Emerging Artists
2011年 04月 25日
【今再びアートに火をつける】
僕には夢がある。ニューヨークの裏道に描かれたストリートアートがその猥雑な魅力で若者たちを魅了したように。江戸時代の人々が日常の片隅の浮世絵をいつも愛でながら日々の営みを送っていたように。あるいは崩壊されたベルリンの壁に絵画が描かれて新たな時代の幕を開けたように、アートが毎日の時間と密接なところで僕らをインスパイアし続けてくれるような世界を夢見ている。
そんな願いからこの12 Emerging Artistsというプロジェクトを始めたのだけれど、その第1回となった昨年は実際にアートが皆さんの生活に浸透していくのを実感できた1年だった。偶然お会いした著名な作家さんに突然「おもしろい企画をやっているね」とお声を頂いたり、岡山のデニム工場に行くと職人さんがアートTシャツを着て嬉しそうな顔で出迎えてくれたり。本当に予想もしなかったところからたくさんの評価を頂くとともに、長年この企画を続けてよりスケールの大きなものにしていきたいという気持ちを確かにした。
ある映画関係者とお話をする機会があった時に「映画の出来の良し悪しを話したがる人がいるが、本来映画を見ること自体が楽しいことなのだから、映画を見ているその体験を最大限に楽しむべきだ」という言葉を聞いた。その言葉は今回のプロジェクトを進める上でも僕の中にあり、アート自体元々美しいものなのだから、それ自体の魅力を最大限に楽しむべきだと何度も思った。アートというとどこか権威を感じさせる重々しさや、図書館の奥まで行かないと見つからないような膨大な量の美術史、あるいは評論家の語る哲学的な解釈など、難解なものと感じる方が少なからずいる。
しかし、値付けも理論づけも僕たちがアートを楽しむ上で一切関係がないことであり、そうしたものに縛られない素直な気持ちでアートに触れる場所を作りたいというのがこのプロジェクトの根底だ。
そして、こうした12 Emerging Artistsにかける思いに賛同して集まってくれたのがこれから登場する16人の友人たちだ。全員が自分の価値観を持っている方々で、びっくりするほど気楽に、それに個性的に着こなしてくれた彼ら。こんな風にこのプロジェクトを楽しんでほしいというのを見事に体現してくれているので、彼らのコメントも含め是非楽しんでください。
そして何より、僕たちの生活を鏡のように映し、心の奥底で抱いている様々な感情をふっと代弁してくれる12名の作家たち。彼らに最大限の敬意を込めて、ストリートに今もっとも刺激的なアート作品を送ります。
glamb デザイナー 古谷 完
昨年に引き続き、本年度も12人のアーティストによる『12 Emerging Artists』が発表されましたでご報告させて頂きます。
T-shirtsを新たなキャンバスとしてアーティストに提案するこのプロジェクト、5月15日(日)までのご予約となります。
web-shopでは各アイテムの詳細が確認出来ますので是非合わせて御覧下さい。
また、各アーティストの詳細紹介はglmab-hpからも御覧いただけますのでコチラも合わせてどうぞ。
-SOLO-
[WEB / ON LINE SHOP] : SEESAW-WEB
[TEL] : 055-220-1360
[Mail address] : soloinformation@gmail.com
..........................................................aja.....
僕には夢がある。ニューヨークの裏道に描かれたストリートアートがその猥雑な魅力で若者たちを魅了したように。江戸時代の人々が日常の片隅の浮世絵をいつも愛でながら日々の営みを送っていたように。あるいは崩壊されたベルリンの壁に絵画が描かれて新たな時代の幕を開けたように、アートが毎日の時間と密接なところで僕らをインスパイアし続けてくれるような世界を夢見ている。
そんな願いからこの12 Emerging Artistsというプロジェクトを始めたのだけれど、その第1回となった昨年は実際にアートが皆さんの生活に浸透していくのを実感できた1年だった。偶然お会いした著名な作家さんに突然「おもしろい企画をやっているね」とお声を頂いたり、岡山のデニム工場に行くと職人さんがアートTシャツを着て嬉しそうな顔で出迎えてくれたり。本当に予想もしなかったところからたくさんの評価を頂くとともに、長年この企画を続けてよりスケールの大きなものにしていきたいという気持ちを確かにした。
ある映画関係者とお話をする機会があった時に「映画の出来の良し悪しを話したがる人がいるが、本来映画を見ること自体が楽しいことなのだから、映画を見ているその体験を最大限に楽しむべきだ」という言葉を聞いた。その言葉は今回のプロジェクトを進める上でも僕の中にあり、アート自体元々美しいものなのだから、それ自体の魅力を最大限に楽しむべきだと何度も思った。アートというとどこか権威を感じさせる重々しさや、図書館の奥まで行かないと見つからないような膨大な量の美術史、あるいは評論家の語る哲学的な解釈など、難解なものと感じる方が少なからずいる。
しかし、値付けも理論づけも僕たちがアートを楽しむ上で一切関係がないことであり、そうしたものに縛られない素直な気持ちでアートに触れる場所を作りたいというのがこのプロジェクトの根底だ。
そして、こうした12 Emerging Artistsにかける思いに賛同して集まってくれたのがこれから登場する16人の友人たちだ。全員が自分の価値観を持っている方々で、びっくりするほど気楽に、それに個性的に着こなしてくれた彼ら。こんな風にこのプロジェクトを楽しんでほしいというのを見事に体現してくれているので、彼らのコメントも含め是非楽しんでください。
そして何より、僕たちの生活を鏡のように映し、心の奥底で抱いている様々な感情をふっと代弁してくれる12名の作家たち。彼らに最大限の敬意を込めて、ストリートに今もっとも刺激的なアート作品を送ります。
glamb デザイナー 古谷 完
昨年に引き続き、本年度も12人のアーティストによる『12 Emerging Artists』が発表されましたでご報告させて頂きます。
T-shirtsを新たなキャンバスとしてアーティストに提案するこのプロジェクト、5月15日(日)までのご予約となります。
web-shopでは各アイテムの詳細が確認出来ますので是非合わせて御覧下さい。
また、各アーティストの詳細紹介はglmab-hpからも御覧いただけますのでコチラも合わせてどうぞ。
-SOLO-
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[Mail address] : soloinformation@gmail.com
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by sweep-blog
| 2011-04-25 13:41
| glamb